WMI Provider Hostが重い…(3)

前回までの経緯

ASUSのノートパソコンで

  • WMI Provider HostというプロセスがCPUリソースを20%程度使い続ける。
  • プリインストールされているArmouryCrateというASUSのソフトが原因となり、WMI Provider Hostプロセスがバックグラウンドでエラーを発生させまくっている。
  • Windows Management Instrumentation」サービスを再起動させることで、WMI Provider HostのCPU消費が下がる。

という症状が起きてました。
いろいろ試してみた結果、サービスを再起動させるショートカットを作成して、WMI Provider HostのCPU負荷が上がってきたら、これを動かすことでCPU負荷を下げられるようになっていました。

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スリープ中にCPU負荷が上がる

 この対策でパソコン使用時にCPU負荷が上がって困ることはなくなったのですが…
ノートパソコンを長時間スリープさせておくと、ファンから熱風が出てくるという症状は改善しませんでした。スリープ中にWMI Provider HostのCPU負荷が上がってしまうのは、この方法では解決できませんでした。

 毎回ノートパソコンの電源を落としたり、スタンバイさせてみたりもしたのですが、現在はノートパソコンに外部モニタを接続してクラムシェルで運用しており、ノートパソコンを立ち上げるたびにいちいちノートパソコンを開けて電源ボタンを押すのがおっくうに感じるようになっていました。

ArmouryCrateのサービスを止める

 背に腹は代えられぬ、ということでArmouryCrateの使用をあきらめ、原因となっているサービスを止めることにしました。

1.タスクバーを右クリックして、タスクマネージャーを起動。
 (SHIFT+CTRL+ESCでも起動できます)
 簡易表示になっている場合(上の方にタブが並んでいない場合)は、
 下の方にある「詳細」を押して詳細モードに切り替えます。

2.上の方に並んでいるタブから「サービス」を選択するとサービスの一覧が表示されるので、その下にある「サービス管理ツールを開く」をクリック。

3.サービス画面になるので、「Armoury Crate Control Interface」を探して、右クリックして、プロパティを選択。「全般」タブにある、「スタートアップの種類」を「無効」に変更し、OKを押下。

サービス画面

4.サービス画面で、「ARMOURY CRATE Service」を探して3.と同じ操作を実施。

5.パソコンを再起動させる。

これで、上記の二つのサービスが起動しなくなります。

 なお、これらのサービスを停止中はARMOURY CRATEが使えなくなります。 ARMOURY CRATEを動かす場合は、上記の手順で「無効」の代わりに「自動」を選択後、パソコンを再起動させて元の状態に戻しておいてください。

これでWMI Provider HostプロセスがCPU負荷を消費する問題は解決しました。

ではまた。