2022年がスタートしました。今年もよろしくお願いします。
今回はAnkerのNebula Capsule IIというAndroidTV搭載の小型プロジェクタの紹介です。
我が家では数年前にリビングルームにEPSONのEH-TW6700Wという高輝度(3000ルーメン)のフルHDプロジェクタを導入してホームシアターをライフを満喫しています。
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…と言いたいところなのですが、リビングルームというのは家族みんなでくつろぐ場所。他の人がテレビを見ていたり、スマホをいじっていたりすると、照明を落としてシアターを楽しむというのは難しいですよね。
小型プロジェクタで書斎というプライベート空間にシアターを構築すれば、気兼ねなくシアターライフを満喫できるのでは…
ということで、AndroidTV搭載のAnker、Nebula Capsule IIを購入しました。
Nebula Capsule IIの感想
不満な点
映像の明るさを調整できない
輝度が低いことは購入前からわかっており、外が暗くなってから使うことを想定していました。このため、輝度不足による不満は感じていません。
逆に、暗い部屋で観ていると映像をまぶしく感じることが多々ありました。 暗い部屋だと瞳孔が開いて光を多く取り込むようになるので、目に負担がかかります。映像の明るさを調整できれば良いのにと感じました。音量調整のピッチが荒い
音をもう少し下げたいというような時に、1ステップ下げると音声がミュートしてしまい、細かい調整ができません。AndroidTVアプリの操作性が悪い
一応NetFlix等にも対応しているのですが、いかんせんアプリの操作性が悪いです。さらに画面上で項目を選択する際に、選択・非選択の輝度差が小さく、どれが選択されているのかがわかりにくく、かなりストレスを感じます。プロジェクタの向きを調整できない
スクリーン(ただの白壁です)との位置関係により、少しだけ上に向けたかったのですが・・・
対策
- 映像の明るさを調整できない
部屋の照明を蛍光灯から調光機能付きのLED照明に変えました。
プロジェクタを使用するときは照明の輝度を最小の5%まで落とすことで、比較的快適に視聴できるようになりました。理想的には照明の輝度をもう少し下げられるとベターなのですが。
音量調整のピッチが荒い
有線のイヤホンを繋いで使うことにしました。
外付けのBluetooth送信機+AirPodも試してみましたが、無音の状態から急に音が出るときの立ち上がりが遅く、会話の頭が切れるため使用を断念しました。AndroidTVアプリの操作性が悪い
HDMI端子にFireStickを繋ぐことで対処しています。
最初はこんな風にケーブルで繋いでいたのですがスマートではないですね。
3Dプリンタで固定具を作ろうかとも考えたのですが、HDMIのL字コネクタを使えばよいことに気づきました。こんな製品です↓
これを使用するとこんな風にすっきりと取り付けることができます。
プロジェクタの向きを調整できない
これは上の写真のように小型三脚を付けることで対応しました。三脚穴があるのは便利ですね。
良い点
いくつか不満を書きましたが、全体的には満足しています。
特にFireStickとの組み合わせは最高です。
AndroidTV機能を活用できていないという話はありますが…オートフォーカス機能は感動ものです。非常に便利です。
上下方向のみですが自動台形補正もなにげに便利です。
手動でも良いので水平方向の台形補正もできると良かったのですが。 ズーム機能も無いので、設置位置がかなり限定されます。ファンノイズはそこそこありますが、私はあまり気になっていません。