aptで何を入れたっけ?

Ubuntuでaptコマンドを使っていろいろパッケージを入れていると、
このマシンには何が入っているんだっけ?、ってなったことありませんか?

私はたびたびあります。(^ ^;)

aptでインストールしたものを調べる一般的な方法は

apt list


ですが、出力される量が多すぎて情報の海に埋もれてしまいます。

そんな時は、aptのログファイルを参照しましょう。
これまでのaptコマンドの実行履歴は「/var/log/apt/history.log」に格納されています。

lessコマンドで直接ログファイルを開いても良いのですが、grepを使うと見やすいです。

grep Commandline /var/log/apt/history.log


インストール日も表示させたい場合は

grep -e Commandline -e Start /var/log/apt/history.log


頻繁に使用する場合は、aliasを設定すると便利。
.bashrcの末尾に次の一行を追記しておけば「apt-list」一発で一覧を表示できます。

alias apt-list='grep Commandline /var/log/apt/history.log | sed -e "s/Commandline: //"'


.bashrcを修正後、「source .bashrc」を実行すれば本コマンドを使えるようになります。
こんな感じ!!

$ apt-list
...中略...
apt install x11-apps
apt install make
apt install cmake
$ 


参考までに「sed -e "s/Commandline: //"」は、余分な表示を消すためのおまじないです。
これを付けないとこんな表示になります。あまりスマートではないですね。

$ apt-list
...中略...
Commandline: apt install x11-apps
Commandline: apt install make
Commandline: apt install cmake
$ 


同じような悩みをお持ちの方は一度お試しあれ。


ではまた。