おしゃれな機械学習パソコン購入への道(4)

 アマゾンで注文したZephyrus M16が予定通り8/24に到着しました。
 新しいパソコンが届くのは嬉しいものですね~

しばらく使ってみての感想

  • ボディ
     ボディは高級感があり、使っていて満足感があります。ゲームパソコンっぽさもあまりありません。購入前は筐体底面がプラスチック製であることが気になっていましたが、使用時は筐体底面が目に入ることは皆無なので実際にはそれほど気になりませんでした。持ち運ぶときにはプラスチック感が多少気になりますが、すぐに慣れそうです。
     LCDが狭額縁で画面が広いのも使っていて気持ちが良いです。

  • ファンノイズ
     ファンノイズは購入前の懸念材料の一つでしたが、一般的な作業をしているときはほぼ無音です。GPUをぶん回すような負荷の高いソフトを 動かすと大きめの音がしますが、耳につく種類の音では無く、私にとっては十分に許容範囲でした。
     一点、気になったのがパソコンがスリープ中に比較的大きめのファンノイズが発生したことです。何かがバックグラウンドで走ったのかもしれませんが、対策が見つかるまではこまめにシャットダウンしようかと思います。

  • クラムシェルモード
     自分の部屋にはDELLの4Kモニタがあるので、持ち歩かないときはクラムシェルモードで使うことが多くなりそうです。DELLのモニタにはUSB端子が付いているので、ここにワイヤレスキーボードとマウスのドングルをつないでおくと、USB-Cのケーブル一本で映像、音声、キーボード、マウス、電源が一発で接続できます(重たいソフトを動かすときはACアダプタ接続が必須ですが)。
     購入前はUSB-PDは電力供給量が制限されるので使わないだろうと舐めていたのですが、使ってみるとなかなか便利です。

  • キーボード
     打ちやすいです。キー配列も標準的なもので違和感なく使えています。このパソコンの特徴としてキーボードのバックライトの色を変更できます。ロジクールのワイヤレスキーボードMX Keysではバックライト点灯の効果があまり感じられなかったのでバッテリーの持ちを優先してOFFしていました。
     が、Zephyrusのは一味違いました。色を自由に変えられるので、気分に応じてパソコンの雰囲気を変えられて楽しいです。

  • タッチパッド
     これも使いやすいです。今回タッチパットの操作方法を調べなおしたら、いろいろ便利な操作を発見しました(他の人には常識かもしれませんが)
    • ドラッグ操作:ダブルタップ後そのまま指を移動
    • 右クリック :二本指でタップ
      これだけでタッチパットへの印象ががらりと変わりました。これまで、タッチパッドをクリックしたままグリグリとドラッグしていた苦労は何だったんだろう。まあ、これはwindows共通の操作で本パソコンに限ったものではありませんが。

  • Amoury Crate
     付属ソフトのAmoury Crateも便利です。CPUやGPUの動作状態が見れるだけでなく、動作モードをサイレント、パフォーマンス、ターボから選択できます。 普段はサイレントで、重い処理を動かすときはパフォーマンス、ターボというように使い分ければファンのノイズを抑えて快適に使えます。

Amoury Crate

 Zephyrus M16には非常に満足しています。

  この機種にたどり着くまで紆余曲折ありましたが、結果オーライでした。

 

おしゃれな機械学習パソコン購入への道(3)

 さて、前回の「おしゃれな機械学習パソコン購入への道(2)」から10日経ちました。ここで事態が大きく動きました。

Webステータス更新[21/08/20]

 発送予定日が前倒しされることを期待しつつ、ちょくちょくWebステータスを覗いていたある日、事件が起きました。



 おっ、納品予定日が更新されている。 なになに・・・



 発送予定日11/30、納品予定日12/9 だと

 いきなりの3ヶ月後ろ倒し。流石に心が折れました。
 しかもメール等の連絡もなく、単にWebステータスの更新のみ。これじゃ、気づかない人もいるよなぁ。メーカーに対しても不信感。
 他の人の報告をみると、予定日が変わることはよくあることで、すぐに早まることもあるようです。
 が、キャンセルすることにしました。確実に記録を残すため、メールでキャンセル依頼。2時間ほどでキャンセル完了しましたとの返事。対応の早さに少し不信感が和らぎました。

機種選定、再び[21/08/20]

 さてさて、代替機の検討ですが、前回選定時に時点だったASUSのZephyrus M16が有力候補です。調べてみると、前回の選定時には今秋発売となっていたRTX3070搭載機がもう発売されているようです。これに決定!!と言いたいところですが、さらに調査を進めるにつれて、少し迷いが。

 対抗馬は同じASUSのZephyrus G15、同じようなスペックで5万円程度安く買えるようです。あまりに迷ったので、比較表を作ってみました。 騒音や電力は他の記事から引用した値を参考値として記載しています。私が良いと思った箇所は太字にしてあります。

Zephyrus G15 Zephyrus M16
GA503QR-R9R3070W GU603HR-I7R3070EC
CPU AMD Ryzen 9 5900HS Intel Core i7-11800H
GPU RTX3070(Laptop)
メモリ 16GB
SSD 1TB
価格 22万円 27万円
厚さ 19.9mm 19.9-22.3mm
バッテリー 12.2時間(spec)
8.5時間(事務作業)
8.6時間(spec)
5時間(事務作業)
騒音 52dB(参考値) 55dB(参考値)
電力 166-168W(参考値) 219-229W(参考値)
画面サイズ 15.6"(16:9) 16.0"(16:10)
SSD i/f PCI-e 3.0 PCI-e 4.0
Thunderbolt 非対応 Thunderbolt 4
カメラ なし あり

※誤記が混ざっている可能性もあるので購入の際は各自で再確認してください。

 で、決めました。一時は値段の安さからZephyrus G15に傾きもしましたが、長く使うので後悔のないものを、ということでZephyrus M16に決定です。 16:10のベゼルレスデザインの美しさとカメラの搭載有無が決め手になりました。使っている時の気持ち良さを優先しました。

発注[21/08/21]

 Amazonでポチッと発注。ASUSストアで買う手もあったのですが、今回は納期の確実さを取りました。 今週の火曜日に着く予定。早っ!! さすがAmazon、頼りになります。

追記(22.10.30)

 今は後継機種が出ているようですね。 CPU、メモリ容量、SDD容量、価格全てがアップグレードされているようでうらやましい。最後の値段upは余分ですが・・・

パスワード管理ソフトを変えてみた(2)

先日導入したパスワード管理ソフト「Bitwarden」。なかなか使いやすいです。
今回は、ソフト選定の際のポイントの一つに挙げた

  • IDとパスワード以外の項目も保存できること

についてカスタムフィールドの追加機能を試してみます。今回は例としてgoogleのトップページの検索BOXに「海風研究所」を自動入力して検索できるようにします。

  1. アプリ版の「Bitwarden」を起動して、下の方にある「+」ボタンを押下して保管庫にアイテムを追加します。

  2. アイテムの編集画面が出てくるので、名前やURL等必要な情報を入力します。googleのトップページにはユーザ名やパスワードは存在しないのでこれらに対応する欄は空欄のままです。
    次にカスタムフィールドの「+」を押してフィールドを展開します。

  3. フィールドを展開すると、カスタムフィールドの名前と値を入力できるようになります。値は検索BOXへ自動入力する文字列「海風研究所」とします。名前には、Webページのソースコードにおける検索BOXの名称を調べて入力する必要があります。

  4. これを調べるには、Chromeで対象のページ(今回はgoogleのトップページ)を開きます。次に、Chromeのメニューバーから、「表示」→「開発/管理」→「要素の検証」を開きます。

  5. 画面の右側に当該ページのソースコードが出てきます。この状態でページ中の入力ボックス(検索BOX)をクリックします。するとソースコード中で入力ボックスに対応する箇所がハイライトされます。その中からname="〜”という記述を探すと、「〜」の部分が探していた入力ボックスの名前となります(今回の例では「q」)。

  6. これを先ほどのカスタムフィールドの名前欄に記入して保存すれば完了です。


試してみましょう。

まず、ChromeのBitwarden機能拡張にログインして使える状態にしておきます。
次にgoogleのトップページを開きます。この状態でBitwarden機能拡張アイコンをクリックすると先程作成したアイテムが表示されます。 このアイテムをクリックすると…

設定した文字列が検索BOXへ無事入力されました。めでたし、めでたし。

パスワード管理ソフトを変えてみた

 夏休みで少しまとまった時間が取れたのでIT環境の大掃除を行っております。

 Web上のいろいろなサービスを利用していると、アカウントがどんどん増えてくるため、御多分に洩れず、私もパスワード管理ソフトを使っております。iPhone歴が長い(iPhone 3GS〜)こともあり、これまでは定番のパスワード管理ソフト「1Password」を購入して(iOS版+Windows版)快適に使用していました。

 しかし、数年前に1Password 4が7へ移行した際に、Windows側のブラウザ機能拡張からアカウント情報の追加・修正が出来なくなったため使い勝手が大幅に低下し、不便さを感じていました。
 新たに1Password 7を購入し直すことも考えたのですが、Windows版とMac版の両方を買うのは出費が痛く、将来のバージョンアップ時にまた同じようなことが起きないとも限らないので、乗り換え先のソフトを探し始めました。

パスワード管理ソフトに求めること

  • 多くの人の利用実績があること。
    パスワード管理は安全性が最重要なので、実績の少ないソフトは候補から除外

  • 異なるデバイス・OSで利用できること
    WindowsMaciPhone等を併用しているので、同一の環境を使えるのが理想

  • IDとパスワード以外の項目も保存できること
    IDとパスワード以外の情報(支店番号など)がログインに必要なサイトもあるため

  • パスワードマネージャー的な管理ソフトがあること
    アカウントを一覧表示して編集できる機能があると整理するときに便利

  • Webページに紐づかない情報も保存できること
    ネット以外の情報(運転免許番号など)をWebページに紐付けせずに手動で追加したい

  • 無料であること
    1Passwordの苦い経験から、まずは無料のものから探してみることにしました

候補

まずはIT大手から3製品。

どれも安心感があって良いのだが、基本的にはURLに紐づけてIDとパスワードを管理するといった色合いが強く、痒いところに手が届かない印象。
IT大手以外では、

  • Bitwarden(8bit Solutions)
    • 私の要望に全てマッチしたツール。
      windows,Mac,Linux,iOSに対応。管理ソフトがあり手動で情報を追加可。
    • オープンソースなので比較的多くの人に内部がレビューされているのも安心材料。

  • LastPass(LogMeIn)
    • わりと評判の高い無料のパスワード管理ツールだったが、2021年の3月に使用制限が付き、無料アカウントではPCとスマホのどちらかを選択して利用する形態となった。 デバイス間の連携ができないため、候補から除外しました。

Bitwardrenがまさに私の要望にぴったりという感じなので、パスワード管理ソフトの移行先は「Bitwarden」に決定しました。

引越し作業

 Webで調べてみると、1PasswordからデータをExportした情報をBitwardenにImportすることが簡単に引っ越しができるらしい。

excesssecurity.com

 まず、windows版の1Password 4アプリからデータをExportします。この時に私はより互換性が高いだろうという理由でcsv形式」を選んでしまいました(失敗)。次に、Web版のBitwardenで、このファイルをインポートします(詳しい手順は上記ページを参照)。

 あとはChromeの機能拡張を追加すれば、ブラウザから簡単にBitwardrenが起動できま…
あれっ、機能拡張アイコンが表示されないよ〜

miyalog.org

 上記のサイトを参考に機能拡張をピン留めしたら、アイコンが表示されるようになりました。
 早速使ってみると… まだ何かおかしい(泣)。

 いろいろなサービスのログインページでブラウザの機能拡張を起動してもアカウントの候補が出てきません。Bitwardenアプリで見てみると、各アカウントのIDやパスワードは正しく移行できているのですが、URL情報が空欄になっており移行に失敗しているようです。

 一旦全てのアカウント情報を削除して、最初から移行作業をやり直し。今度は「1pif形式」を使用したところ無事URLも移行できました。
 WindowsMaciPhoneにアプリとブラウザ機能拡張を入れて使い始めました。今のところ問題なく動いているようです。

おしゃれな機械学習パソコン購入への道(2)

 というわけでLenovoのThinkBook16p Gen2」を購入することに決定しましたが、前回妥協点の一つに挙げたようにこのパソコンは納期が非常に長いです。発売開始直後というのもあるかもしれませんが。
 Lenovoの直販サイトによると・・・

『 2 か月以上(ご決済日起算)で出荷予定 』

 に、に、二ヶ月ですか。Amazonやヨドバシは翌日配送というこの時代に・・・しかも『以上』と付いているのでどれだけ伸びても文句は言えないぞと(注文から14日経っても届かない場合はキャンセルできるようですが)。
 気を取り直して、Lenovo直販で他のパソコンを購入した方々の報告を読んでみると、比較的前倒しで納品されている方が多い模様。なかには、ずるずると数ヶ月単位で先延ばしに合っている方もいらっしゃるようで。迷う〜

発注 [21/07/22]

 ちょっと迷いましたが、「ポチり」と購入ボタンを押しました。すぐに「ご注文ありがとうございました」の自動応答メールが一通飛んできました。

問い合わせ[21/07/27]

 それからしばらくは何の音沙汰もなく、Webでステータスを調べようとしてもお客様の注文番号はまだ登録されていないの一点張り。連休を跨いだにしても流石に遅いんじゃね、とLenovo直販サイトのFAQページを調べてみると?

ご注文ボタンを押した後に「ありがとうございました」という注文完了をお知らせする画面が表示され、ご注文後に「注文確認 メール(2通)」を弊社のシステムよりお送りさせていただいており、「注文確認メール(2通)」がお客様に到着していればご注文は正常に完了しております。
もしご注文確認メール(2通)が届かない場合は、ご注文が正常に完了していない可能性がありますので、お手数ですが以下のレノボ・ショッピング 直販窓口に問い合わせください。

「メールが2通届く?」「届かない場合は問い合わせください?」 だと・・・

 そんなこと注文ページのどこにも書いてなかった気もするのだが。まあいいか。気を取り直して、サポートにメールが1通しか届いていないのだが、と問い合わせると、

「メールアドレスお間違いの可能性はありませんでしょうか?」 とのこと。

 あの〜 1通目のメールは届いているとお伝えしたのですが・・・

注文完了[21/07/27]

 もう一度、Webステータスを見てみると・・・あれ?、注文が受理されている。でも何故か注文日が今日(21/07/27)になってる。なんか一週間損した気分。
 まだ、発送予定日、納品予定日共に未定。あとでメールボックスを開いてみると2通目のメールが届いていました。

納品日決定[21/08/02]

 今日もWebステータスのチェック。おっ、納品日が確定している。
発送予定日8/9、納品予定日8/18。ポチってから約一ヶ月後に納品予定ということで、お盆休みに間に合わなかったのは残念だけど、少しほっとした気分。

納品日延期[21/08/06]

 毎日恒例のWebステータスのチェック。えー、納品日が変更されている。
発送予定日8/30、納品予定日9/8。いきなり3週間も延びるとは。悲しい。。。
 Lenovo直販で購入した他の方の報告では、Webの納期はコロコロ変わることがあるらしい。急に早まることを期待してもう少し待ってみよう。

現在[21/08/11]

 今日もWebステータスは変わらず。首を長ーーーーくしてお待ちしています。

おしゃれな機械学習パソコン購入への道(1)

購入に至るまで

 現在の私のメインマシンはMac-mini(core i5+内蔵GPU)です。静かでコンパクトでよく出来たマシンなのですが、機械学習などをグリグリと動かそうとするともう少し性能の高いマシンが欲しくなってきます。
 当初は、「久しぶりにパーツを組み合わせてデスクトップPCを組むぞ!!」と考えていたのですが、最近のGPUボード価格の高騰を見るにつれ、完成品を買った方がコスパがいんじゃね〜、ということで方針を転換。持ち運びができるといろいろ便利そうなのでノートパソコンを購入することにしました。

機種選定のポイント

  • 持ち運びは部屋間の移動がメインとなりそうなので、多少重くてもOK。
    大きめの液晶画面と長めのバッテリー駆動時間が欲しい。
  • ディープラーニングや自作のプログラムを高速に動かしたいので性能重視。
  • 使っていて満足感のある高級感のあるデザイン+剛性の高い筐体を希望。
項目 希望するスペック
CPU 8コア、intelの第12世代 or AMDの第4世代
GPU Nvidia一択。第3世代Tensorコア搭載(RTX30シリーズ)
メモリ 最低16GB。増設不可なら32GB積んでおきたい
SSD 1TB以上。外付けで増設できるので512GBも許容範囲
LCD 15インチ程度、解像度1920x1080以上

候補

 上記のスペックで、候補を絞り込んでみました。

HP DELL Lenovo ASUS
型番 ENVY 15-ep New Dell G15 ThinkBook16p Zephyrus M16
CPU Core i7-10750H Core i7-11800H Ryzen9 5900HX Core i7-11800H
GPU RTX2060 MaxQ RTX3060 Laptop RTX3060 MaxQ RTX3060 Laptop
メモリ 32GB 16GB 32GB 16GB(増設不可)
SSD 2TB 1TB
LCD 15.6",3840x2160 15.6",1920x1080 16.0",2560x1600
発売時期 '20.07 '21.06 '21.07

選定結果

  • 最終的には、LenovoのThinkBook16p Gen2を選びました。
  • HPのENVYは、CPUとGPUが一世代古いのがネックとなり選考落ちしました。
    他のスペックやデザインは気に入っていたので、新型が出るのを長らく待っていたのですが、時間切れとなりました。
  • New Dell G15とZephyrus M16はどちらも最後までかなり迷ったのですが、
    • New Dell G15は画面が16:9(ThinkBookとZephyrusは16:10)
      デザイン的に液晶のヒンジ周りがThinkBookやZephyrusの方が好み。
    • Zephyrus M16はテンキーが無い、メモリ増設が出来ない

妥協した点

  • RTX3060がLaptopよりも周波数の低いMAX-Qであること
  • USBがUSB-PDやThunderboltに対応していないこと
  • HDMI端子がないこと(USB-Cから変換)
  • 注文前に実物を見て確認できないこと
  • 納期が長いこと

海風研究所をオープンするにあたって

 これまで趣味や仕事で新しい技術や製品に触れる機会が数多くありました。

 発表されてから時間が経ったメジャーな技術であれば、書籍などで体系立って整理された記事を見つけることができます。しかし、発表されたばかりの技術やニッチな製品では情報も少なく、試行錯誤しながら手探り状態で進むしかありませんでした。

 幸いなことにネットの海には先駆者たちの足跡が数多く刻まれています。丁寧な解説記事もあれば試行結果やトラブル事例など。たとえ些細な情報であっても手探り状態で進んでいる時には、月明かりの無い海で出会った灯台の光のごとく、非常に有益なものでした。何日も悩んでいた問題がWebページから得たヒントをきっかけにスッキリと解決したことも多々あります。

 長い間、ネットの海からの情報を一方的に享受してきましたが、そろそろネットの海に漕ぎ出して、足跡を刻んでみたいと考えるようになってきました。砂浜に付けられた足跡のように人知れず打ち付ける波に消されていく記事も多いかもしれません。しかし、書き続けているうちに誰かの役に立つ記事が生まれてくるかもしれません。遠い南の島から、ヤシの実が偶然流れ着くように。

 技術的な内容に限らず、日々気づいたこと、疑問に思ったことなど、幅広く発信していきたいと思っています。

 海からの風が心地良いこの町に・・・

『 海風研究所、本日オープンしました!! 』